日本とアメリカ、それぞれ1回ずつ予防接種をしたにもかかわらず、なぜかB型に罹ってしまいました。
インフルエンザになるのは産まれて初めてです。
かなり高熱が出て苦しみました。
苦しむと思い切り暴れます。
ただし熱が下がった今も暴れてゲンコツで殴って来ます。
なので熱は関係ないのかもしれません。
さて、病院に行って受診するまでは、なんとかなりました(お医者様は日本人で、受付の方も日本語が出来るから)。
車で病院に行って路上駐車するのですが、それも一仕事です。
が、それも何とかなりました。
今回の「おいおい」は薬の受け渡しです。
日本なら処方箋をもらって薬局に行き、ハイ、と薬剤師さんに手渡す所、アメリカではオンラインで直接、病院→薬局と、処方箋(prescriptionというそうです。今回覚えました)の情報が行くのです。
なので、患者さんは診察の後手ぶらで薬局に行く、というシステムになっています。
病院の先生に「××通りのWalgreens」でお薬を取りに行きたいとお願いします(お薬を取りに行くのは「pick up」する、と言います)。
*「Walgreens」は日本で言うと、HACドラッグみたいな感じでしょうか。
処方箋薬局に加え通常の薬品・食品・日用品などを売る大型店舗が多いです。
薬を買いに行った帰りに、ついアイスやらコーラやらを買ってしまう、健康なんだか不健康なんだか分からないお店です。
Walgreensの良い所は、街のいたるところにあることです。
しかし今回はそれが裏目に出ました。
先生の思っていたWalgreensと私が思っていたWalgreensが違う場所にあったのです。
薬剤師さん(絶対に「いらっしゃいませ」とか言わない)におそるおそる話しかけます。
ここで紙の処方箋があれば!!指で指してこれくれ、って言えるのに!!チェッ!
タミフルって、英語でどんな発音なんだろう。タミフルー?タミフール?
「はあ?何もこっちにはインフォメーション来てないわよ」
必死のアプローチも虚しく、処方箋が届いていないと言われてしまいました。
Walgreensの薬剤師のお姉さんは、他のアメリカの小売業の方にありがちな、とっても遠慮のない対応です。
「オー、ワカリマチタ、ワタシ、イシャ、ハナシマス」(おそらく相手にこのように聞こえていると思われる私の英語。意訳)
頑張って、病院に電話。日本語の話せない受付のスタッフが出たので、一生懸命英語でしゃべるも虚しく「あ、かわります」と日本語のできるスタッフにバトンタッチ。
0.5秒くらいしかしゃべってないのに、どうして英語が下手ってばれたんでしょうか。
なんとか、今いるWalgreensに処方箋を再送してもらうことに成功。
手持ち無沙汰で待つ事10分、薬剤師のお姉さんに「××!」とラストネームを呼び捨てされる。
そして、電話番号やら住所やらを登録させられ(これも口頭で聞かれるのがツライ。紙に記入させてくれれば良いのに。あちらもツラかったことでしょうが)、やっとタミフル様が出て来ました。
もちろん「朝夕2回、食後に飲んでくださいね」とか「お大事になさってくださいね」とかは無く、紙袋に入れてボーンと渡され「オー・セッ!(all set)」と言われおしまい。
有り難くタミフル様を入手して、なんだか自分まで満身創痍な気分で帰りました(結局2時間くらい全部でかかった)。
おしまい
タミフルの箱と、ながーーーーい説明書。全部は読んでいません。読んだら身体壊しそうです。 |
熱が下がって良かったねー。
返信削除高熱の苦しみ、小さい人も頑張ったね。
看病する側も辛いよね、とりあえず、ほっ。
タミフルの話、よく伝わりました。
お姉さんのぶっきらぼうっ!
なんで、そこまで事務的なんでしょうね。
女の人のほうが、より無愛想なイメージだけど、それは気のせいかな?
なにはともあれ、ご家族の体調が戻ったら、楽しくクリスマスを過ごしてくださいね。
やま
日本語じゃないし、運転怖いし、
返信削除小さい人ふたり連れて、
しかも大きい方の小さい人はインフルだし、
お姉さんは雑だし・・・。
途方に暮れたくなりますよね
他のご家族に感染が及ばないことをを祈ります。
ちなみに、現地のショップではよく、
ラストネームでの呼び出しされますが、
わたくし、「ウメ!ウメ!」と連呼され
梅ばあちゃんになった気分でした。
病気で苦しむ子を抱えてるのに、大変でしたねぇ(-。-;
返信削除母娘共に無事に乗り切って良かった。
アデレードは、やっぱり田舎のおかげか、割りと親切ですよ(⌒-⌒; )今のところ…