しかし、アメリカの冬の一大イベントはサンクスギビング→クリスマス、という流れ。
「年の瀬」というのは、それほど重きを置かれるものではありません。ということで、ちょっと外に遊びに行ってみました。
小さい人(大)が、以前から行きたがっていたスケートです。
ボストンのファミリーイベントは"Boston Central"というサイトに詳しいのですが、今回もココを検索してスケートリンクを探しました。
http://www.bostoncentral.com/
さすがに北国だけあって、スケート場はご近所さんにたくさんあります。
無料のリンクもありますが、ミーハーなうちの人々はアメリカ最古の都市公園(wikipediaより)のBoston commonに行く事にしました。
ちなみにこの公園、代々木公園が540,529m²なのに対し、200,000m²と小さめです。
雪の積もったBoston Common |
ボストンでは常に駐車場問題に悩まされます。
ひいひい言いながら縦列駐車をするか、大枚はたいて停めやすい場所(っていっても狭いんですが)を確保するか。
今回は後者を選びました(Boston common garage)。
最初の1時間は10ドル、2時間までは14ドル、1日最大28ドル、だそうです。
日本ではまったく運転をしないので知りませんでしたが、これは都心・青山表参道並みの値段でした。
縦列駐車ができれば、1時間あたり1ドルで停められます(25セントで15分)(もちろん駐車スペースが見つからないという問題もありますが)。
運転技術が無いのが家計にこうまで響くとはたいへん遺憾です。近所で練習するしかありません。
ちなみに、この前普通の駐車場で、隣のアウディ様に"ほんのちょっぴり”ぶつけてしまいました。もちろん、周りに目撃者、いやけが人などが居ない事を確認した上でお先に失礼させていただきました。もしかすると、縦列駐車をあきらめたほうが、余計な出費にはつながらないのかも、という考えもよぎります。
それはさておき、スケートです。
大人気のスケートリンク |
私はスケートを確か15年前くらいにやったきりでした。
そのとき、あまりに氷上が滑るのにびっくりしてそれ以来敬遠しているのですが、小さい人はパパと嬉々としてスケート場に入って行きます。
*ちなみに、入場料金は5ドル、スケートレンタル料が4ドル(いずれも大人料金)でした。安いのか高いのかよく分かりません。
(今回いろいろ数字を書くのは、もうちょっと役に立つ情報も掲載したほうが良いのかなあと思ったからです)
初めてのスケート、小さい人はとても楽しかったようで、結局3周滑りました。
(もっと小さい人は、靴のサイズが無く見学でした)
手すり磨きも楽しい人にとっては楽しいようです(小さい人) |
私は、まずはリンクに入らず外で待っていたのですが、やっぱり滑ろうかなあ…と中へ。
靴を借りた時点で「やっぱり止めようかな」というと、夫になぜ借りたのに滑らない!とどやされて、仕方なく屠殺場へ行く家畜のような心持ちでスケート靴を履いてリンクへ…と思ったら「ここで15分のリンク整備です!」とのアナウンス。
出ばなをくじかれ「もう帰ろうか!」と提案するもやっぱり却下。
15分じーっと激甘のホットチョコレート(3ドル)などを飲みながら待つ。
15分が終わると、皆さん一目散にツルピカのリンクへ。
仕方なく私も手すり磨きへ。
ヨロヨロと手すりにすがって歩いて、いや滑っていたのですが、手すりって自分だけのものではないんですよね。
同じく手すり磨きの面々、休んでいる方、おしゃべりしてる方など様々で、そのたびにへらへら笑い「Excuse me!」と、どいて頂かねばなりません。
中には、同志もいて「オレ絶対無理無理無理!」と英語で叫びながら手すりから、全く離れられない大きな青年もいて安心感を得られたのですが、まあ…彼と私くらいでしょうか、9ドル払って手すり磨きを志願したのは。
帰り道、小さい人たちはぐっすり眠っていました。
私も眠りたかったですが、おせち料理の材料を仕入れに、韓国&日本スーパーへと身体にむち打って車を走らせたのでした…。