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2016年9月25日日曜日

学校探しーインターネット活用編


さて、大学探しです。基本的にGoogleが頼りなのですが、「education」「ELL」「Grad School」と「地名(Boston)」などで検索します。公立の大学が良ければ「Public 」とか「State university」とかもプラスかな?
そうすると大学のWebsiteにたどり着くのですが、だいたい情報が膨大すぎて読むのが嫌になります。
そこでだいたい、自分の勉強したい学部があれば、大学名+学部+授業料(tuition)で検索します(ただしお金に糸目をつけない人は除く)。
Tuitionがキーワードです(私にとっては最重要キーワード)。その次の重要キーワードはAdmissionです。Admission officeは受験もろもろ事務手続きをしてくれる部署です。
ただし、tuitionの情報はなかなかどどーんとは出てきません。Harvard+Grad school+Education+ELL+tuitionで引いても、左のメニューバーに「Tuition & Financial Aid」という1行が細めに出るだけ。1回目は見落としてしまいました。気を取り直してそこをクリック。さらに次のページの真ん中の方に出てくる「tuition and student costs」というリンク(これも見つけにくい)をクリック。







FULL-TIME STUDENTS     Per Academic Year     $ 45,008

PART-TIME STUDENTS     Per Course/Per Term   $ 5,626

ADVANCED DOCTORAL FEE (FOR DOCTORAL STUDENTS WHO HAVE FULFILLED THE TUITION REQUIREMENTS)  Per Term/Semester $ 2,250

HEALTH INSURANCE FEES         Per Academic Year     $ 3,718





ちょいとハーバードさん、フルタイム学生の1年あたりの学費が45,000ドルって正気でしょうか。1ドル100円換算でも1年で450万円でしょう。しかも、健康保険が3,700ドルっていうのも地味に高額ですね。これも年間です。



というわけで、ハーバードは経済的に諦めざるを得ませんでした(うそ。お金も足りないが頭はもっと足りないから)。



2016年9月21日水曜日

学校探し– 専門分野編


1)お医者さんや理系全般など高度な技術系の大学院は、大学学部でその領域に関連する分野の学士を持っていないと入学が許されません(それ相応の経験があれば可というところもあるみたいですが、証明できないといけない)。
 教育分野はどうかというと、やはり教育のバックグラウンドが必要とされているところが多いです。教育学部を卒業していたり、教師の経験があったり。教育学部でもなし、めんどくさいからと言って、大学でせっかく取れたはずの教員免許もとらず、教えた経験といえば全然役立たずの家庭教師だった過去しかない。我が事ながら、どこを切っても大丈夫?という感じの経済状況・成績・経歴。
 しかし、それでも受け入れてくれるのが懐の深いアメリカの大学なのでした。教育のバックグラウンドなしでもOK!という学校がめでたく見つかりました。
もちろん、もっと専門性の高い、偏差値?の高い大学なら大学院入学に際して教育のバックグラウンド無しというのは厳しいかもしれません。でも、簡単にあきらめなくてもいいんだなと、今回しみじみ思いました。医学系などの理系はいきなり大学院はちょっと厳しいのかもしれませんが…。

2016年9月20日火曜日

学校探し– 成績編


GPAを知っていますか?私は知りませんでした。
Grade Point Averageといいまして、 ざっくり言うと大学(大学院)でのすべての成績、A(秀)=4点、B(優)=3点、 C(良)=2点、D(可)=1点、F(不可)=0点として全部足し、取得した単位数で割り平均点を出すやり方です。
だいたいアメリカの大学・大学院では最低でもGPA=3.0が必要と言われています。
自分のGPAの算出は非常に緊張しまして、 あの時もっと頑張ってれば!あのレポートは写させてもらうんじゃなくて自分でやりゃよかったよ(その方がもっと悪かっただろうが)!と計算しながら思いましたが、なんとか3.0はクリアしていました。ふー。危ない危ない。過去は変えられないからねー。

しかし、次に立ちはだかるのはTOEFLスコアの壁。Internet-basedTOEFL120点満点です。
各大学・大学院で目安となる合格スコアがあるのですが、例えば大学院の教育学部ですと;
Harvard大学       Internet-based test average score: 11293.3%


翻って私のスコアは80点。すごく悪くはないけど、よくもない。80かー・・・正直、日本で知られているような大学・大学院は少なくとも90点、欲を言えば100点は欲しい。HarvardMITなら110点くらいかな?
でも、私は1年半かかって個人レッスンのクラスをとったり、日本から教材を取り寄せても全然スコアをあげられなかったのです。
おそらく理由としては、1)試験に弱い。2)勉強が退屈。3)お金がかかりすぎる。です。
もともと試験というものが得意ではないうえに(勉強の仕方にムラがあるのだと思います)、TOEFLは4時間に及ぶ長い試験で、集中力・体力が必要なこと(40代には厳しい)。さらに科目がスピーキング、リーディング、リスニング、ライティングと多岐にわたる割には、日常生活にはそれほど勉強が役に立たない、型どおりに話す、書くが出来ないとスコアがとれない、など、さすがに1年半芳しい結果も出せずにやっていると飽きます。さらにさらに、検定料は1回に180ドルかかります。思い出したくありませんが、おそらく5回以上は受けたでしょう。さようなら、お金。ごめんね、夫。あと昔頑張って働いていた自分よ。もうこれ以上はこの試験にお金は使えないなと思いました。

というわけで、人生は諦めが肝心。今の自分で勝負できる学校を探そう!と思うようになりました。

2016年9月19日月曜日

学校探し− お金編


アメリカの大学・大学院に入るためのいくつかハードルを上げてみましょう。
まずは何と言っても、お金。
はい、ハーバードの年間授業料は5万ドル(500万円)。公立の大学UMASS Bostonの年間授業料は$11,966(マサチューセッツ州民)、$28,390 (マサチューセッツ州外から来た学生)。
年間。
年間で500万円。
大学院だともっと高い。63,675ドル(650万円)
     まだこれから小中高大学に行く子供がいるのにそんなに払えるか。

 日本で卒業した大学の学費が年間で約3,500ドル(36万円)だった私からしたら、理解不能な数字です。
 お金持ちのお子さん以外、学生は卒業した瞬間から莫大なローンを背負い込むはめになります。もちろん奨学金制度もありますが、全員がとれませんよね。特に私のようにぼんやりと準備もせずに渡米した、グリーンカードも市民権もないガイジンにもらえる奨学金はほぼノッシング。もちろん学校にもよりますし、よく調べればあると思います。そして、実際に入学した後奨学金をゲットした人を知っています。しかし確実に奨学金がとれるという保証を得られないままに入学するというのは結構リスクが高い。
そして学費は年々上昇します。会社がサポートしてくれる会社派遣の留学生なんかを除くと、自費で留学してる日本人はほとんどいないでしょうね。

ということで、学費というのは大きなハードルなんですね。

特に私に。

2016年9月18日日曜日

学校探し


さて私の住むボストン。きらめく大学群がひしめくボストンです。Harvard University, MIT, Boston University, Boston college, Tufts University, Lesley University, Amherst College(アマーストカレッジは、私は知らなかったのですが、リベラルアーツ領域のカレッジでNational Liberal Arts Colleges Rankingsで過去に1位、2位を獲得しています)、公立大学ではUniversity Massachusetts of  Boston…etc.

 さてさて。ここで問題です。
 当然ふらっとアメリカに来た、ほどほどの学歴、ほどほどの英語力、ほどほどの貯金もち、駐在期間内に終了しないといけない時間制限あり子持ちの私が、思いつきでふらっと今すぐ入れる学校があるのか?
 日本の超一流企業から派遣されてるスーパーサラリーマン・サラリーウーマンのみなさん、日本の超一流の大学・高校からの留学生、超優秀な臨床医のみなさんの入るものであって、この私はお呼びじゃないんじゃないのか。


 ・・・ところがあったんですね!

2016年9月15日木曜日

大学院に通っています

あれからいろいろーーありましてーーー🎵

今大学院生です!
生意気にも英語を教える先生になるためのクラスをとっています。クラスメートのみんなの「おいおい、お前はまだまだ教わる側だろ…」という総ツッコミが聞こえるような気もしますが、果敢に立ち向かっているつもりです。

今、クラスを取りはじめて4学期目です。あまりに面白く、あまりに新しい体験なので、ここでシェアしていきたいと思います。

誰も読んでないかもしれないけど、はじまりはじまり、パチパチパチーー(拍手)。