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2013年2月1日金曜日

保育園のこと

こちらの保育園探しには本当に苦労しました。
というか、まだ苦労は継続中です。

うすうす知ってはいたのですが、アメリカはとてつもなく保育料が高いです。
夫の友人が、産休あけの赤ちゃんを預ける時に、週800ドルシッターさんに払っていると聞いた時から嫌な予感はしていました。
(月、ではありません、週アタリ800ドルです)

 それは赤ちゃんだから、高いんだよねと自分に言い聞かせてましたが・・・

保育園のHPに行ってびっくり。
週あたりの料金が書いてあるのですが;

とある保育園のHPに掲載してある料金表その1。「Sibling discount」は兄弟割引の事ですが、週25ドルディスカウントされたって焼け石に水ですよ!!


とある保育園のHPに掲載してある料金表その2。今日申し込め!と書いてありますが、こんな高くちゃ申し込めないよ〜〜(涙)


たとえば上の保育園の、infantの1週間に500ドルだったら、4週間で2,000ドルになっちゃうじゃん!と思ったら、ノンノンノン、「5週間ある月もあるでしょ〜」と言われ、それじゃ2,500ドルになる月もあるじゃん!!と目玉が飛び出るとはこの事か、と思いました。
Toddlerで一番安くても300ドル。月に1200〜1500ドル。ため息がでます。

*ちなみに、Infantは(0〜1歳児)、Toddlerは(2〜2歳8ヶ月児)、Preschoolは(2歳9ヶ月〜3歳)、Pre-kinderは(3〜4歳)・・・くらいかな?保育園によって基準が曖昧みたいです。ただし、Preschoolの始まりは、なぜか2歳9ヶ月、としっかり線引きされてる所が多いように思われます。
*5歳児からはKinderに入れます(日本の年長さん)。これは公立小学校に附属してる限りは、無料です(私立のKinderはこの限りではないと思われます)。

ボストンの保育園事情については、吉田穂波医師(ハーバード公衆衛生大学院リサーチ・フェロー・医師)の、【産科医の海外留学・出産・子育て記】第6回 ボストンで保育園探しに大わらわ(http://www.blog.crn.or.jp/report/09/75.html)がすごく面白いうえに詳しいので、とても良かったです(この記事が渡米前にアップされてればなあ〜…)。共働きの医師という富裕なご家庭の方であっても、ボストンの保育園料金の高さにはカツカツの生活を強いられ、お昼を抜いたりされたそうです。


この中で、吉田医師は

「渡米前にインターネットでボストンの保育園を調べても、料金についてはいまいちピンときません〜中略〜たまに料金が表示されている保育園を見つけても 「あまりに高すぎて信じられなかった」からです。


と書かれていますが、まさに私もそう思ったのです。
上記の値段表をみても、何かこれは裏があるに違いない、せめて少々のディスカウントがあるに違いないと思ってしまいます。
だって、日本のどんなに高い保育園でも月10万円くらいがせいぜいではないでしょうか。
この吉田医師も、最高で3人のお子様に月50万円払っていた、と書いていらっしゃいます。50万円て…。
最終的には、職場の公的扶助を利用されて月12万円までに落ち着かれたということですが…。

どうもこちらの年齢の低い子どもをあずかる「公立」保育園が無いようです。
年齢が4歳(日本の年中さん)になると、公立小学校附属の保育園もありますが、料金はまったく安くありません。

幸い、うちの小さい人(4歳)の保育園はこれほど高くはありません。
ただし時間が短いです。8時から14時まで。
これは保育園ではなく、幼稚園に近いですよね。
この保育園は、渡米前にインターネットで日本から予約しました。
メールを書いて「入れてくださいませませ」とお願いしました。
おそらく、待機児童もたくさんいるだろうなと予測したのですが、実際その通りでした。
他に日本からメールでアプローチした園もあったのですが、本気で相手にされませんでした。悲しかったです。
日本から怪しいメールが来たよ、くらいに思われたらしいです。

お金の次に辛いのが、日本の保育園につきものの「栄養バランスのとれた、時に家のご飯よりおいしい、素敵なランチ」も無いのでお弁当を持って行かねばなりません。
まあ、お弁当については、お菓子やスナックを持ってくるなとか、野菜やフルーツは身体にいいよとか「両親の手引き(parents book)」に書いてある程度なので日本クオリティは求められていないのですが。
(ある保育園で、昨夜の残り物も良い。特にピザ等は好まれるなどと書いてありました。栄養的にどうなのかい?あと、それはこの手引きを作った人の好みなの?と思いました)

それでも毎日お弁当は大変です。日本の保育園にべったり甘やかされていた私にとっては、拷問です。何しろ日本では、晩ご飯まで当日の電話一本でお願い出来たのですから…。
今日は、寝坊したから、お弁当を持って行けなくてごめんね、とか小さい人に謝ってる夢を2度ほどみました。
こんな時においしいお惣菜を売ってる、コンビニとかあれば…と何回妄想したことでしょう。

保育園・家賃、がおそらくボストンで2大お金がかかるものだと思います。

ということで、つい熱くなってしまいましたが、まだまだ書き足りないので、また書きます。

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☆コメントへのお返しです☆

やま 様
いえいえ、海外暮らしは無理なんて、そんなことないです。
私が出来てるんだから大丈夫です。それにしても、先週は寒かったです。1℃に上がったら周りのみんなが「あったかくなったね」というのが、面白くて仕方ないです。
相当身体は鍛えられそうです。

全 様
うちの小さい人ですが、「ママはもうおばあさんじゃん」と私の写真を見てげらげら笑ってました。その後私のものすごい怒りの形相を見て「うそうそ、写真だけだよ!実物はかわいくてかわいくてしょうがないよ」などと言います。4年しか生きてなくてこれでは、今後が思いやられます。しかし因果応報という言葉が頭をよぎります。あと、これらですが、Facebookに載せるにはちょっと長いんじゃないでしょうかねえ?

1 件のコメント:

  1. Cattyさんが熱くなるの、良くわかります!高い高いとおっしゃっていましたが、ひゃーーーー、予想以上!!今、娘2人を通わせている保育園など(比較の問題ですが)たいしたことない気がしてしまいます。それに、毎日のお弁当が拷問…ものすご~~く良くわかります(涙)。私も毎日作れと言われたら間違いなくノイローゼになります。因みにアメリカって共働きの人達はどうされているのでしょうかね?何はともあれ、続きを楽しみにしています!猫

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