子供達(たまに大人も)が仮装して、夜練り歩き、"Trick or Treat!"と言いながらお菓子を集めて回る楽しいイベントです(ただし、宗教の問題で参加しないご家庭もいらっしゃるみたいです。ちなみに、同様の理由でサンタさんが来ないお宅もあります)。
31日の夜は、月曜だろうが水曜日だろうが、とにかくTrick or Treatです。繰り上げ(繰り下げ)して週末にずらしたりしません。
だからTrick or Treatは今年は月曜日…。私は学校があるので、泣く泣くシッターさんにお願いです。来年は絶対参加するぞ。
でも、ここ1週間はハロウィンっぽいイベントが目白押しです。
今日はランタン祭りに参加してきました。
よくハロウィン前には、かぼちゃをカットして中にろうそくや懐中電灯を灯して、ディスプレイします。ちなみにうちは2週間前にかぼちゃをカットしたものの三日後にはカビが生えてしまいました。やや気が早すぎたか。
ジャックオランタンてやつですね。 |
ということに挑戦した集団が。
RISEというグループ。 |
製作途中のパンプキンたち |
会場はこんな感じでパンプキンであふれています |
パンプキンをつなげて、一つの絵にしています!
ドラゴン! |
化石? |
どくろ。 |
タイガー |
ダースベイダー |
見事なフランケンシュタイン。 |
ジョニデ。 |
インサイドアウト!! |
と、ご近所でもなにやらイベントが。
なんとお墓でTreasure huntでした!!
小さい人たちが行きたい行きたいというので、気が進まないものの徒歩3分なので参加。
このお墓は、今はもう新たに埋葬されることはなく、古くは1700年代に亡くなられた方が使われていたようです。地元の名士、奴隷解放に尽力された方々などが眠っています。静かに。静かに・・・眠ってるはずなのに、Treasure huntとはこれいかに。
受付でクイズの紙を渡されます。
例えば墓石の一部がうつっている写真に添えて「ジョージ・ファンクさんは何年間生きたでしょう?!」→実際に墓石のところまで行くと、答えがわかるようになっています。
問題用紙。 |
「ミスターデビット・ケンリックと、その奥さんはどっちが長生きしたでしょう?!」
→ええと・・・デビットさんが1858年から1939年まで生きて、奥さんは1863年から1930年までだから…って思わぬところで4桁の引き算の勉強をさせられる小さい人(大)。回答用紙には筆算の跡。
ほどほどに広い墓地を駆け回り、子供達は10問のクイズに答えます。
お墓イコール怖い、お墓イコール神聖な場所、という感覚はかなり横に置いておかれ、子供達墓石に登る、墓石を台に回答用紙に書き込む(平らな面が無いと書きにくいからね)。
さすがに墓石に登るのは自由の国アメリカでもNGらしく、親に怒られる子供続出でしたが。
知り合いのアメリカ人のお母さんがいたので「これはアメリカのカルチャーなの?」と聞いたら「ここだけだと思うけど!」
日本でやる、お墓での肝試し感覚?!!いやもっと、お墓は置き去りにされてる感がありました。
墓石の例。 |
これは家族全員の名前があるけど、息子さんはAmerican Revolution(独立戦争)で亡くなったとか。青い青銅のメダルに記載があります。 |
墓地。結構ゆったりとした配置です。子供が走り回るのにちょうどいいですね。 |
このイベントを企画したのは、地元のボランティアの方々。
「この墓地のね、マップを作って、クイズを作ったのよ!ここにいる人たちに関心を持ついい機会になると思うわ!」と。
ハロウィンも仮装して回るだけじゃ無いのが、アメリカの楽しみ方なんだなーと感心した1日でした。
明日の本番も、どの子供達もすごく楽しみにしています。
Happy Halloween!!
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