ページ

2013年6月28日金曜日

サマーキャンプ開始

昨日、小さい人たちを叱り飛ばしながら(子どもはなぜか真っすぐに歩いてくれない)、でこぼこ道を歩いていたら、前から短パンのダンディーな老紳士が歩いて来るなあと思ったら、突如、ころっとすっ転んでいらっしゃいました。
見事な受け身を取ってましたが、相当痛そう。足も擦りむいてるし。
で、おそるおそる「Are you OK?」と聞いたら
「大丈夫、何も傷ついていない、僕のプライド以外はね」
 だって。
私も何か気の聞いた事が返せれば良かったのに、英語だと言えないですね。

----------------

さて、いよいよ夏休みに入りました。
アメリカでは、サマーキャンプ(summer camp)なるものが存在します。
キャンプといっても、低年齢の子ども(小学校低学年くらいまで)は泊まりがけではなく普通に日帰りのキャンプがメインです。

うちの小さい人(姉)も、新しく通い始めました。
教会に併設されている保育園(こちらでは教会が運営している保育園が多いです。日本でお寺が幼稚園をやってるのと同じ感じ。特にクリスチャンでなくても入れてもらえます)が運営しているサマーキャンプです。

今まで日本人の子どもばかりの保育園(Preschool)だったので心配しましたが、何とか他の英語を話す子ども達ともうまくやっているようです。

サマーキャンプですが、まずどこへ子どもを行かせるか、を決めるまでが大変です。
★ボストンのサマーキャンプ一覧 http://www.masscamps.com/MassCampsBos.htm

上記の一覧の中には、70箇所以上のキャンプが掲載されています。
一つ一つサイトを見るのは大変ですし、よく分からないので、どこが良いか保育園の他のお母様方に聞きまくりました。
小さい人(姉)は、日本人がいるほうが良いかなと先生にアドバイスされたので、その点も含めて考えないといけません。
料金も大きな判断基準の一つです。高い所だと、2週間で1,000ドル以上。
保育園の料金表をwebで見たときも自分の目を疑いましたが、今回はそれを上回る衝撃が襲いました。
夏休み家族旅行をしてSummer Campに預けるとボーナスはもれなく飛んで行くでしょう(え?うちだけ?)。

さて、そんなサマーキャンプですが、一体何をしてるのかなあと不思議でした。
うちの小さい人(姉)の所は、普通の保育園とまったく変わらない内容です。
外遊び→スナックタイム(おやつの時間。クラッカーとスイカなどが出ます。自宅から持参するのも可)→お部屋で遊ぶ(おもちゃやお絵描き)→お昼ご飯(お弁当)→お昼寝(寝られない子は、床にゴロゴロして、先生の読み聞かせでリラックスする)

2週間1,000ドル以上のところだと、毎日水泳を教えてもらったり、1時間ごとにメニューが区切られていて水彩をしたり、陶芸をしたり、Drama(演劇?)という時間があったりバラエティに富んでいるらしいです。
勉強もしたいという子どものために、tutor制度を設けて、別料金でサマーキャンプ中に個別に先生をつけてくれたりとか(私がチェックしたキャンプでは1時間80ドル)。

人気のあるところだと、春くらいには定員に達するという噂も聞きましたが、だいたいのところは直前でも大丈夫なようです。

うちの小さい人(姉)は、今年は3箇所をたらい回し(上記教会のキャンプ→英語が第二外国語の子どものためのキャンプ→バレエ教室のキャンプ)ですが、どうなるかな?

とりあえず、教会のキャンプはなんとか泣かずに楽しくやっているようで一安心です。

2013年6月26日水曜日

帰って来たおいおいボストン

すみません、本当にすみません。
すっかりさぼっていたのですが、今日恐る恐る覗いてみたらページビューが今日いちにちで”3”!すごいことです。0じゃないなんて。
何かの拍子にうっかり見ちゃったのかな…ごめんなさい。3人の人よ。
3ヶ月以上さぼっていたブログなのに。

お詫びの印として、もしコメント欄にコメントいただければ、先着3名様にWhole Foodsのエコバッグをプレゼント!
日本では大人気らしいじゃあないですか!!
amazonを見たら日本では5倍の値段で取引されてますよ!
なんという暴利でしょう。

絵柄はお任せください。






--------
さて、アメリカは9月が新学期なため、6月で卒業式・修了式を迎える学校が多いです。
Harvard大学の近くの英語学校に通っていたため、多くのHarvard大学卒業生を目にしました。
両親がやって来て校舎のあちこちで記念写真をぱちり。そりゃあもう誇らしげな顔をしていました。
Harvard大学だもんね…そりゃ誇らしいよね。
ただでさえ限られた駐車スペースが、卒業イベントのためにさらに使えなくなっているので、恨めしく見ていました。

ちなみにうちの小さい人(姉)も Preschoolを卒業しました。
8ヶ月弱でしたが、何とかかんとか通いました。
日本でも保育園に通っていたし、子ども達は全員日本人(先生はアメリカ人や外国人)だから大丈夫と高をくくっていたのが裏切られ、初日は登園後15分で私の携帯が鳴り「泣き止まないから」と呼び出し。
最初の1週間は2時間、次の1週間はお昼ご飯まで…と徐々に滞在時間を増やして行きました。
異国に突然連れて来られ、よく分からない街に住む事になり、街を歩いても周りが何をしゃべっているかわからない環境でよくがんばったと思います。

子どもはスポンジのように英語を吸収すると言われていて、それは嘘ではないけれど、子どもだって最初は相手が何を言ってるか、どう伝えるかまったく分からない。
英語を学ぶモチベーションだって大人と違ってゼロ。将来役に立つとか、イメージ出来ないもんね。
渡米前はバイリンガルに育てたいなと思って来たけれど、そんな考えはすぐに吹っ飛び、いかに心身の健康を保つか、毎日を楽しく過ごせるか、に重点を置くようになりました。

それでもちょっとずつ先生とコミュニケーションを取れるようになり、お友達の英語も理解出来るようになり(日本人でも長期でいる子は英語が話せます)…あっという間の8ヶ月でした。

この保育園も今年で閉園。園長先生は新たな仕事を見つけるそうで、この地域の日本人の子ども向けの保育園が無くなってしまいました。
渡米した場合、いきなり現地校に放り込むという手もありますが、うちの小さい人(姉)の場合は、ソフトに米国生活をスタートさせるのにこの保育園は最適だったと思います。

こちらに来た子ども(日本人に限らず)は2タイプにパッキリ別れます。保育園にすぐに馴染める子とそうでない子。自分の子どもがどういうタイプかは、行ってみるまで分からない。
帰国子女の方のお話ですが、彼女の妹さんがアメリカの日本人が一人もいない現地校に馴染むまで毎日毎日帰宅すると吐いていたそうで、そういう話を聞くといかに子どもの受けるストレスが並大抵ではないかということが分かります。

とにかく8ヶ月をサバイブしたので、ホッとしたのと嬉しいのと、保育園のお友達とお別れなのが寂しいのと色々です。
私にとっても、保育園のお迎えの時に他の日本人ママさんとお話しする時間は、精神衛生上すごく大事な時間だったと思います。

普段は子どもの写真を載せているブログをふーんって斜めから眺めているのですが、ちょっとだけ親ばかさせてください。

ちゃんとガウンまで準備されていました。


8月はサマーキャンプをたらい回し&9月からいよいよ現地校。
がんばれ!


↓メールフォームをつけてみました。